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“今”何歳!?
更新日:2015年10月15日 | 税務ニュース
先日、昭和23年創業という某有名企業の経営者の講演を聞きに行きました。その方が言うには、成功の秘訣は“運”なのだそうです。そして、“運”が良くなるためには“運”の良い人の近くにいると良いそうです。同じような発言をする成功者も少なくないですね。
一方、世の中にはびっくりするほど“運”の悪い人もいます。私の知人にもその手の方がいて、数々のエピソードを拝聴し驚いた後に、軽い気持ちで「厄年じゃないですか?」とお尋ねしたところ、何と「前厄だ」とのこと。
私はあまり占い等に興味がなく、星座の話題になると困ってしまうのですが、「厄年」は信じています。厄年の方には、お祓いをしてもらうことをお勧めします。
ところで、厄年は満年齢ではなく、数え年の年齢で数えます。
数え年とは、生まれた年は0歳ではなく1歳になる年の数え方です。そして、どのタイミングで年をとるかというと、本人の誕生日は関係なく、一般的には新暦の1月1日に年をとるものと言われています。
さて、税務においても“いつ”年をとるのかという判定が問題となることがあります。12月31日において何歳か? 1月1日において何歳か? という判断が必要となる場合です。
年齢の数え方にもルールがあって、1月1日生まれの方は、翌年の1月1日に歳をとるのではなく、その年12月31日の満了をもって歳をとるということになっています。
私の場合、6月13日が誕生日なんですが、1年後の6月12日の満了をもって歳をとるということですね。
このように、私たちは年齢を数えるのにも、法律の縛りを受けます(「年齢計算ニ関スル法律」及び「民法143条」)。しかし、最近では偉くなると法律の縛りは受けないようですね。むしろ自分に都合の良い法律を作ったりしています。私たちは子供たちに向かって「ルールを守れ」「法律を守れ」と胸を張って言えるのでしょうか?